
なぜか身体がだるい・・・原因不明の体調不良や倦怠感を改善する方法とは?
何となく体がだるく感じるという経験をしたことがある方はかなり多くいるのではないでしょうか?体のだるさは重い病気ではないと判断してしまうことが大半なので、何も考えずに放置してしまいがちでしょう。しかし、倦怠感をは何かの病気のサインである可能性も十分にありますし、そのままにしておけば他の症状が出てきてしまうことも考えられます。そこで今回は、原因不明の倦怠感が起こる状況と改善するための方法についてご紹介していきます。
倦怠感とは?
倦怠感とは、一般的に「体がだるい」という状態のことを指します。全身が重くなって普段のように行動することができなくなってしまいます。そのため、不調を感じることが多くなるでしょう。このような症状は肺炎やインフルエンザ、風邪の時にも生じますが、病気だけではなくても倦怠感が出てしまうことは多々あります。
病気以外で倦怠感が出てしまう原因

では、病気以外で倦怠感が出る理由はどのようなことがあるのでしょうか?
疲労
病気以外で倦怠感が出る要因の1つに、疲労があります。現代人は多くの時間を仕事に使っています。仕事が忙しい時期になかなか十分な休息がとれない状態になってしまうと、疲労が蓄積していって倦怠感が出ることがあります。仕事をしていると人間関係でストレスを感じることも多くなってしまうため、そのことにより労働時間が短くても強い疲労を感じることもあります。特に睡眠不足は大きな問題で、質のよい睡眠がとれていなければ、疲労が抜けずに毎日の生活に支障が出てしまうことも考えられます。
精神的なストレス
日常生活の中では、さまざまなストレスにさらされます。仕事をしていると周りからのプレッシャーを感じることもありますし、生きていると人間関係で悩むことも多いでしょう。また、引っ越しなどで生活環境が変わればストレスを感じることもあります。このようにストレスがかかる環境にいると、自律神経のバランスが乱れてしまって体に不調を感じてしまうこともあります。このような状態が続いてしまうと、精神疾患を起こしてしまう可能性もあるため、注意しておく必要があります。
食生活の乱れ
日常生活が忙しくて1日3食をしっかりと食べることができないという方もいるでしょう。その上、忙しいとコンビニや外食で手軽に済ませてしまい、必要な栄養素をとることができないという方も多くいるようです。そのような状態が続くと、倦怠感が強く出てしまうことがあります。また、食べすぎも倦怠感の原因です。体に必要なエネルギー以上の量をとってしまうと、消化のために不要に体が働き、倦怠感を感じてしまうようです。特にお菓子やお酒など糖分が多く含まれたものを食べてしまうと、血糖値が上がってしまうため、膵臓に負担がかかります。そのため、毎日大量に甘いものを食べるのはやめるようにしましょう。
女性ホルモンの乱れ
女性の場合、女性ホルモンの乱れが倦怠感の原因になってしまうことがあります。月経の前には倦怠感だけではなく、さまざまな症状が起きてしまう可能性があるでしょう。PMSはなかなか抑えることが難しいと言われています。しかし、生活習慣を改善することによって状態が軽くなることもありますので、意識して生活をするようにしましょう。
倦怠感を感じる時の対処方法

では、倦怠感を感じる時にはどのような対処をすればいいのでしょうか?
質のよい睡眠をとる
体がだるいと感じる時には、自律神経が乱れている可能性が高いです。乱れてしまった自律神経を改善するために最も必要なのは、質のよい睡眠です。いくら長い時間寝たとしても、質があまりよくなければ体調を改善することができません。そのため、睡眠には質にこだわることが重要です。よりよい睡眠とは、入眠してから3時間程度で深い睡眠に入ることと指します。寝る前に長い時間画面を見ていたり、食事をおしたり、お風呂に入ってしまうとよい睡眠をとることができません。また、寝る前のお酒を飲む行為も避けた方がよいでしょう。食事やお風呂、飲酒をした後は少し時間を置き、寝ることが必要です。なかなか眠れないという方は、リラックスできる音楽をかけたり、よい香りのするアロマをたくなど工夫をするようにしましょう。
食事の栄養バランスに気を付ける
栄養バランスが崩れてしまうと、体の働きがうまくいかなくなり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。1日3食しっかりととっていたとしても、必要な栄養素を摂取できていなければ意味がありません。また、食べる量が多くても体に負担がかかってしまいます。そのため、自分の食事のバランスや量には注意しておく必要があります。また、特に疲労感が強い時には、疲労回復の効果があるビタミンをしっかりととっておくことによって、疲労を蓄積する心配がなくなるでしょう。
適度に運動を行う
仕事や家事が忙しくなっていると、運動をする機会が減ってしまうでしょう。しかし、運動は倦怠感をとるのに最適な方法だと言われています。その理由は、運動することによって血流がよくなり、疲労物質が効率的に処理されるからです。いきなり激しい運動をしてしまうと、体に負荷がかかりなかなか継続することができないため、ウォーキングやジョギング、サイクリングなど軽めの運動から始めてみるといいでしょう。また、運動にはストレス解消の効果もあるため、ストレスを感じづらく倦怠感が出ない体を作ることができます。
まとめ
いかがでしたか?倦怠感は疲労や精神的なストレスなど、さまざまなことから発症します。病気ではないので軽視してしまいがちですが、倦怠感がある状態だと自由に活動することができないため、不自由に感じるでしょう。そのため、しっかりと対処することが重要です。しかし、栄養バランスのよい食事をとろうと思っていても、なかなか実践することは難しいです。そのような方におすすめなのが、セルフケアシステムです。健康で幸せに生きるための講座を学べば、自分の体とも向き合うことができ、調子を改善することができるでしょう。
この記事へのコメントはありません。